恨めしい雨雨雨

「とても仕事が忙しい」

「8月だけかと思ったら9月も厳しそうだね」

「別の仕事が詰まった」

「ならば暗渠探索もお休み?」

「いや、正確に言えば自転車での遠出はいくら仕事が忙しくともさぼるべきでは無いというのが経験則。身体に悪い。むしろ忙しい時こそ身体を動かすべき」

「それで?」

「問題はむしろ雨なのだ」

「秋の長雨だね」

「夏が過ぎて外出しやすい気温になるのは良いのだが、雨が一緒ではなかなか自転車で外に出られない」

「そこは問題だね」

「その点で、昨日馬事公苑に行けたのは奇跡の晴天だ。まあ行きに少しパラパラと降られてはいるのだが」

「本当に1日ずれたらイベントがパーだったね」

「天気も馬に味方した。きっと馬だから味方したのだろう」

「人間は天に味方してもらえるほど綺麗じゃないってことだね」

「ちなみに、踊る世田谷通信さんのブログに仮面ライダーウィザードの写真があったから、同じ場所に来たのは確かだろう。同じ時間のショーかは知らないが、場所は同じだ」

「その同じ場所に生きているライブ感がいいわけだね」

「しかし、雨が降ってはそれも叶わない」

ウルトラ警備隊西へ §

「ちなみに、数日前にも実は自転車で西を目指して走ったのだ」

「それで?」

「1時間あれば調布駅まで行けると分かっていたが、野川のあたりまでしか行けなかった。のろのろ走っていると距離が稼げないね」

「急げよ」

「前に人とか自転車がいると、自由にスピードが出せないこともあるのだ」

「ならば運が良ければ素早く行ける?」

「それでもスピードの出し過ぎは危ないけどな」

「ひ～」